あなたはどのタイプ?3つの読書家タイプ分類

ノウハウ

よく読む本のジャンルから、読書好きのタイプを分類!

読書会に参加するなかで、その読書に求めているものの違いから、大きく3つの読書家タイプがあるのでは?と思い、分類をしてみました。また、20~50代の男女30名にアンケートを取り、それぞれの読書家タイプと、よく読むジャンルも聞き取り。その結果もお伝えします。

<アンケート対象者>   ※2019/04/15 実施

【男女比】 女性:13名 男性:17名

【年代比】 20代:6名 30代:11名 40代:7名 50代:6名

【思想派】純文学好き・ミステリー好き。おすすめは “SF”

思想派タイプとは?

<作者の考えから命題を得て、自分の思想を深めたい>欲求が強いタイプ。

アンケート結果では、1位! 人気のジャンルは、「ミステリー・サスペンス」でした。

  • 思想派の人 …  13人 / 30人中
  • 男女比   …  女性:7人 男性:6人
  • 年代比   …  20代:3名 30代:3名 40代:4名 50代:3名

今回のアンケートの中で一番多かったのが「思想派タイプ」です。内訳を見ると、男性女性、年代に偏りなく存在していることが分かります。

思想派タイプの方にお聞きした、普段よく読むジャンルをまとめたものがこちらです。

「ミステリー・サスペンス」の人気がうかがえます。次いで多いのが、「現代小説」。その後は同数で、「歴史・伝記・神話」「エッセイ」「自己啓発やハウツー本」と続きます。

ファンタジーやSF、恋愛や青春、詩や短歌などは、低めになっています。

この派閥の方が多いのは、ミステリー人気によるところもあるかもしれません。エンタメ性もありながら、頭を使って楽しむことができるのがいいですよね。

「思想の深さ」「視点の面白さ」に満足するタイプ

このジャンルが好きなタイプは、役に立つ、立たないに関わらす、じっくり思考をめぐらすのが好き、という方が多いでしょう。思想の深さや着眼点の変わったところに強く惹かれます。自分がなんとなく思っていたことを筆者にずばりと言い当てられたり、予想していなかった展開で心をつかまれることが多いのではないでしょうか。

このタイプには「SF」ジャンルがおすすめ!

SFは異世界という逆説を唱えることで、読者に思想のアイデアやテーマを与えてくれます。おもしろいSFには、発想力だけでなく、現実社会への深い洞察力が入り込んでいます。思わず世の中を見る目が変わるかもしれません。

また、フィクションを構成する科学的な知識についても知ることができるので、新鮮な気持ちで読むことができるでしょう。

【情報派】自己啓発・ノンフィクション好き。おすすめは “エッセイ”

情報派タイプとは?

<読書から役に立つ情報を得て、考え方や生き方に生かしたい>欲求が強いタイプ。

アンケート結果では、2位! 人気のジャンルは、「自己啓発やハウツー本」でした。

  • 思想派の人 …  11人 / 30人中
  • 男女比   …  女性:4人 男性:7人
  • 年代比   …  20代:2名 30代:4名 40代:2名 50代:3名

あなたはどの読書家タイプだと思いますか?というアンケートに対して、「情報派」と回答した人たちです。内訳を見ると、やや男性が多いようですが、もともと今回は男性の回答者が多めですので、同じくらいと言ってもいいかもしれません。

情報派タイプの方にお聞きした、普段よく読むジャンルをまとめたものがこちらです。

「自己啓発やハウツー本」「ノンフィクション」が圧倒的です。「現代小説」など、他のジャンルも読むことは読む、という感じのようです。

恋愛や青春、詩や短歌、ホラーなどは、まったく読まれておらず、事実を基にした本への興味関心が強いことがわかります。

「事実」や「実用性」の大きさを重視するタイプ

実用性重視で、本には役立つ情報やロジックを求めます。文章をじっくり味わう、というよりも必要な情報を得るための手段、として読書を捉えています。本に線を引いたり、書き込みをするのが好きな人も多いのでは。知らない知識を得ることが快感です。

このタイプに「エッセイ」をおすすめする理由

小説家などが書いているエッセイは如何でしょうか。感性があえば、そのまま同じ著者の短編小説などを楽しむきっかけになるかもしれません。お料理エッセイ、旅のエッセイなど、興味のある分野から始めてみるのがおすすめです。

【感情派】ファンタジーや詩歌好き。おすすめは “ノンフィクション”

感情派タイプとは?

<感情や余韻のある表現から、自分の感情の揺れを楽しむ>欲求が強いタイプ。

アンケート結果では、少数派! 人気のジャンルは、「SF・ファンタジー」でした。

  • 思想派の人 …  6人 / 30人中
  • 男女比   …  女性:2人 男性:4人
  • 年代比   …  20代:1名 30代:4名 40代:1名 50代:0名

今回のアンケート結果では少数派のようでした。

感情派タイプの方にお聞きした、普段よく読むジャンルはこちらです。

「SF・ファンタジー」が一番人気。次いで、「現代小説」「ミステリー・サスペンス」「自己啓発やハウツー本」となっています。

少ないのは、「学術書」や「ノンフィクション」「エッセイ」など。「歴史・伝記・神話」はまったく読まない、という結果になっています。

事実より、空想の余地のある話が好き、というのが伝わってきます。

「感じること」に敏感な芸術家タイプ

心を動かされる音楽や美術など、芸術的なことに興味があるタイプです。ことばのリズムや響きが好きで、急いで読むよりもじっくり味わって読みたい、展開が分かっている本でも何度も読める、ということがあるのではないでしょうか。

このタイプに「ノンフィクション」をおすすめする理由

事実だけだと「味気ない」と感じてしまうかもしれませんが、ノンフィクションはストーリー性を持たせて読めるようになっています。作品全体を通した、大きなドラマを味わうことができます。

いきなりノンフィクションは少しハードルが高い、と感じられる方は、まずは短めのエッセイから読み始めてみるのがおすすめです。作者のユーモアや感性がたくさんつまっており、とても楽しめると思います。

選書する際には、ジャンルやタイプを参考にして、探り当てます!

七色選書では、その人が読んできた本やその人の好みを参考に選びます。近いジャンルであれば、抵抗も少なく読めると思います。今までと違った本を読んでみたいと思っても、まったくちがうジャンルの本を選んでしまうと、苦手に思ってしまうかもしれません。

選書をする際には、そういった本から離れて行ってしまう原因を出来る限り少なくします。加えて、好みの語り口や興味のあることなど、他の要素も考慮して選びます。知らなかった本と出会いが、人生のきっかけやすてきな読書体験につながればと思います!

なお、選書結果の1~3枚目(選書リスト+診断結果)につきましては、サンプルを公開しております。実際のタイプ診断名なども確認いただけますので、もし興味がおありでしたらご覧ください。

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